環境保全・美化について

Environmental Preservation & Beautification

グリーン経営認証

タクシー部門、ハイヤー部門の各社は、旅客輸送におけるエネルギー使用の合理化を適切かつ有効に実施し推進することで、交通エコロジー・モビリティ財団より「グリーン経営認証」を取得しました。地球環境への配慮を行いこれからも継続的な環境保全活動を続けてまいります。
グリーン経営認証とは、交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行っている事業者に対して審査の上、認証・登録を行うものです。

【当社グループの取り組み】
環境保全のための仕組み・体制の整備
エコドライブの実施
全車エコドライブ管理システム(EMS)を導入し、運転者の定期的な指導を行いエネルギー使用量の削減を推進
低燃費・低排出ガス認定車の導入の推進
低燃費・低排出ガス認定車の導入実績
  • 低燃費・低排出ガス認定車 1,123台
  • ハイブリット車 396台
  • 燃料電池車 1台(令和05年3月現在、タクシー及びハイヤー車両実績)
廃棄物の適正な処理及びリサイクルの推進
空車走行距離の削減及び効率的走行の推進
適切な自動車の点検・整備の実施 (エネルギー効率の維持保全に関わるものを含む)
  1. 排ガス臭い点検・車両騒音点検・カーエアコンガス漏れ点検・タイヤ空気圧点検・調整などの日常点検の実施
  2. 燃費悪化点検整備などの定期整備の実施
  3. 走行距離又は使用期間による社内管理基準の設定により、エンジンオイル・エンジンオイルフィルター・トランスミッションオイル・デファレンシャルオイルなどの交換、及びオイル漏れ点検の実施
管理部門(事務所)における環境保全の推進
営業所におけるエネルギー使用実態の把握を行うとともに、当該施設におけるエネルギー使用量の削減の推進
デジタル式GPS-AVMシステムを全車に導入
効率的な無線配車を推進
道路交通情報通信システム(VICS)対応カーナビゲーションシステムと自動料金収受システム(ETC)を全車に導入
エネルギー使用合理化の適切かつ有効な実施を推進
グリーン経営認証

限られた資源の再活用

路線バス部門では、福島県の磐梯桧原湖において、通称「森のくまさん」と呼ばれる周遊バスを運行し、地元住民の足として活躍しております。
ここで運行しているバスは、家庭やペンションなどから収集した「天ぷら油」を精製した自動車燃料を使用しております。この燃料は一酸化炭素が発生せず、燃費も良いため、地球温暖化の要因とされる二酸化炭素の排出量が少ない環境に優しいバスです。
そのため、エコツーリズム推進地区である裏磐梯を象徴するバスとなっております。

東京ガスと連携した「スマートな」エネルギーの活用

ホテル部門のマロウドイン熊谷では、東京ガス株式会社熊谷支社との共同プロジェクトを実施しております。それが国内初となる「再生可能エネルギーを活用した建物間融通型エネルギーの面的利用」です。このシステムは、東京ガス熊谷ビルの屋上に設置された太陽熱収集器により温められた温水を、熱融通導管を通じてホテルに送ることで、ガスや電気などの光熱を利用せずに熱源を確保できるというものです。これにより、大幅な省エネルギー・省CO2を実現しました。

※2022年11月30日をもちまして、このプロジェクトは終了しております。

緑化による豊かな街づくり

ホテル部門の一つの試みとして始めたのが「グリーンカーテン」の導入です。これにより室内に入り込む熱を抑制するとともに、植物の持つ水分が蒸散することで周囲を冷やすなどの効果を発揮します。
また省エネ・熱環境緩和はもちろん、周辺地域への緑化・環境問題に対する再認識の手掛かりになると考えております。
導入はまだまだ微量ですが、これからも皆様と豊かな日本で過ごせるよう、更なる導入を目指しております。

グリーンカーテン

究極のエコカー
「トヨタ MIRAI」導入

ハイヤー事業部では、「燃料電池車両」を導入し、環境改善に取り組んでいます。
燃料電池車は、水素で作った電気で走行するので、排出するのは「水」だけという究極のエコカーです。さらにエンジンがない分、走行音も静か。
まだ1台の導入ですが、これからも住みやすい社会を創るために積極的な導入を心掛けます。

「トヨタ MIRAI」