地方出身で、東京という街に緊張しながらも、好きな車に携われる仕事を探していました。

そんな中、タクシーだ！と何の気なしで訪れた東都自動車の説明会。シフト勤務で休みも多く、高齢になっても働くことが出来るので、若いうちからタクシードライバーにチャレンジ出来ることがプラスになるのではないかと思い、応募しました。地方出身で東京の地理感覚が無く不安がありましたが、元々、真面目な性格も相まって、研修期間中に覚えた道を、今では堂々と運行することが出来ています。

仕事の話に戻りますが、2021年は自分にとって最大の思い出を作ることが出来ました。

東京オリンピック2020に参加するオリンピック選手を送迎するお仕事を当社は委託されており、社内で参加者を募集していたので、真っ先に立候補しました。実際に、サッカー・カヌー・陸上競技に出場する選手等、多数のオリンピアンにご乗車頂いたのですが、一番記憶に残っているのはバスケットボール選手にご乗車いただいた時です。

見たこともない大きさで本当に驚き「ちゃんと乗せられるかな？」と不安でしたが、何ともなくご乗車頂き、試合会場まで無事に送迎させて頂くことが出来ました。もう少し、外国語が話すことが出来れば、もっと楽しかったな！と思ったので、休日に英語の勉強をしています。

「スポーツ観戦や草野球が趣味」

最初は長時間勤務に慣れず、毎日疲れていましたが、慣れてきた最近は学生時代の友人と趣味のスポーツ観戦に行く機会が増えました。自分が行きたいスポーツイベントに合わせて、シフトを調整していいただき、メリハリのついた生活を過ごしております。また、学生時代まで野球を続けていたので、土日は草野球に参加し体が鈍らないようにしています。

タクシードライバーだと色々な名所を知ることが出来るのも利点です。夜景スポットなどもあるのですが、個人的には国立方面のお客様を乗せたときには、いきつけのラーメン屋に寄り、しょうゆラーメンをネギ増しで食べるのが小さな幸せです。